暁のヨナ　　第155話

第155話　嘘から出た真

＊ネタバレ・画像バレがあります。お気を付けください。

 

 

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前回のお話⇒第154話　心配事

 

 

 

 

 

 

 

火の部族領へ戒帝国側から侵入があったとの報告に

思わず喜ぶテジュン。

 

キョウガはそんなテジュンやその部下を信用できず、

自ら確認に行く。

 

 

 

 

 

 

一方、空都近くの温泉地では

ヨナ一行が四龍の養生のために

温泉に入っていた。

 

 

 

温泉のおかげか

緋龍城が近いからか

 

キジャやジェハ、シンアの傷は癒え、

身体が軽くなり、

力がみなぎってきているようだった。

 

 

 

 

ゼノは先に上がり、

ヨナの様子を見に行く。

 

 

 

 

ゼノと入れ替わるように

温泉に一人の男がやってくる。

 

 

 

 

先に出て見張りをしていたシンアが

すぐに気が付いたが

 

武器を持っているようではなさそうだったので

温泉客か、と

やり過ごそうとしたら

 

なんとやってきたのは

オギだった。

 

 

 

逃げようとするオギを

シンアが連れてくる。

 

 

 

穴場であるこの温泉地で

情報屋仲間と

落ち合う予定だという。

 

 

 

オギはキジャのうろこをみて

噂の四龍か・・・・？と

興味を持つ。

 

 

 

 

オギの仲間の情報屋が来たので

オギは別の湯へ移動し、

話し始める。

 

 

火の部族の情報屋からの情報で

戒帝国から敵が侵入してきたらしい、

と話していると

ユンが乱入。

 

 

極秘情報と言うわけではないので

チーム腹ヘリも一緒に

話を聞くことに。

 

 

前に火の部族が烽火を上げたときに

緋龍城は静観。

 

次の烽火も上がっていないから

信憑性がなぁ・・・という情報屋。

 

 

 

 

 

 

その頃、ヨナのいる温泉では

ゼノとヨナが話していた。

 

 

 

四龍のみんなが痛みが和らいだという話を聞いて

安心するヨナ。

 

 

 

ゼノに緋龍王はどんな人だった？

とヨナが聞くと

 

 

ゼノは表情を落とし、

どんな人だったんかなぁ・・・

とつぶやく。

 

 

 

遠い記憶に、

忘れてしまったことと

新たに気付くことと、

わからなくなることがある

 

 

 

ヨナを見ていると緋龍王を思い出す。

 

 

四龍や民にやさしくて

普段はおっとりして

かわいくて

 

 

 

でも四龍はわずらわしい存在だったかもしれないと

思うこともある、

 

 

四龍は結局

龍神の過剰なまでの緋龍愛が生み出したものだから

緋龍王自身が欲して

生み出されたものではない。

 

 

と、ゼノは話す。

 

 

 

 

ヨナは緋龍王の廟に

四龍を癒す力があるのは

 

緋龍王がずっとみんなに元気でいて欲しくて

亡くなってからも四龍を守っているのではないか、と

言うと

 

ゼノは

・・どうかな、と答える。

 

 

 

 

 

 

温泉から出た腹ヘリ一行は

真国との出来事の時に力を尽くしてくれた

火の部族のところへ行こうと決める。

 

 

 

火の部族に行くなら

馬を貸す、と申し出るオギは

 

キジャ達がほんとうに伝説の四龍か

情報屋として確かめないとな、

と思いを巡らせる。

 

 

 

 

 

 

 

火の部族へ迫る軍勢を目の当たりにしたキョウガは

テジュンを疑ったことを詫び、

今ここにいる兵士と

敵の進行を食い止めることを決める。

 

 

 

せっかく耕した畑を侵されて

ご立腹なテジュンの部下も戦う気満々。

 

 

 

キョウガはテジュンに

父の反乱を思い出さないか、と問いかける。

 

 

キョウガは

今でも父の軍を止めに走る夢を見ると言う。

 

 

 

 

 

圧倒的に足りない兵力。

 

 

 

それでも彩火城からの援軍が来るまで

この地を二度と侵されるわけにはいかないと

奮起するキョウガ。

 

 

 

テジュンに向かってくる敵に

フクチが立ち向かおうとしたところに

矢が飛んでくる。

 

 

 

 

 

テジュンが顔を上げると

ヨナたちがいた。

 

 

 

 

 

 

 

＜感想＞

物語が核心へと動いて行っている感、

満載です。

 

 

温泉でほっこりしていたかと思うと・・・・

 

 

ゼノの表情は

もうなんとも言えないものがあります。

 

「そんなことないよ」とか

「そんなこと言わないで」なんて言えるほど

軽い年月ではないんですよね、

ゼノが生きてきた時間は。

 

 

胸が苦しいです。

 

 

テジュンがいい感じでほわっとさせてくれますが

キョウガの「夢に見る」は

ズシッと来ます。

 

 

親が反乱を起こし、

立て直す、という重責を背負っているキョウガは

ザ・長男で

きっと本人はそれを苦しいとは思ってもいないのでしょうが

テジュンがきっと優しい形で

その苦しみも和らげてくれるのではないでしょうか。

 

 

ゼノが予言した

テジュンは国にとって云々が

形になって行く過程を見ているようです。

 

 

 

続きが気になるところですが

しばらくおやすみです。

 

 

 

4月発売のザ花とゆめに番外編？が載るみたいで

そういったお仕事のためにお休みだそうです。

 

こうしてお知らせをしてもらえるのは

ファンとしてはとてもうれしいものです。

 

お身体に気を付けていただきたいですね。

 

次も楽しみです♪

 

 

次回は先になってしまいますが

4月5日です。

 

 

しかし4月はザ花とゆめに

26巻も4月20日発売予定とありますので

楽しみです♪

 

 

 

25巻、購入されましたか？

書き下ろしがあります！

このお話がまた番外編なのですが

今のヨナたちをよく表していて

少しうるっとほっこりします。

 

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