第137話 協力者たちへ
*ネタバレ・画像バレがあります。お気を付けください
真国国境付近
「真国の様子は?」
真国国境付近で見張りをしているヘンデとサキに声をかけるテウ。
真国は国境付近に兵士がたくさんいて
高華国側の様子をうかがっている模様。
「戦か・・・・」
乗り気でないヘンデ。
「己の平穏のためだろ」と言うサキ。
「人を傷つけて勝ち取る
平穏なんてしょっぱいね」とヘンデ。
一方、緋龍城では
スウォンとケイシュクが真国進軍の準備が整い、
三日後に進軍すると言う話しており、
話を聞いたミンスはヨナのもとへ急ぐ。
オギの元で今後のことを話していたヨナたちの元に、
ミンスがそのことを知らせに駆け込んで来る。
ヨナはハクを風の部族の元へ行かせて、
自分は空の部族の進軍を食い止めると言う。
ミンスは自分が緋龍城からの使者として行けば、
貴族の人でも会えるので行くと言う。
ヨナは、そんなことをしたら、
ミンス自身やスウォンの屋敷にいるミンスの母にも危険が及ぶと、止めるも
「大丈夫です」とミンスは、はっきり言う。
もうヨナの家族を失わせることはしたくないと思うミンス。
一人で行かせられないと言うハクに、ヨナはキスをする。
固まるハクに、ヨナは我にかえり、
「じゃあ、行ってくる」と
オギが用意した馬車で
ミンスとアルギラと出発する。
ヨナが出て行った後で
ハクはぷっきゅーになったり、
死後の世界か?と
動揺しまくり。
オギは簪を髪に挿して
「なんだよ、甘酸っぱいなぁ
ちょっと楽しくなってきたよ、俺は」
と言い出す始末。
ハクは
大事なことが全部吹っ飛ぶ、
ヨナのすることに、いちいち驚いていてはキリがないけれど
あんなに、事も無げにすることに
勘弁してくれ・・・・と思う。
ヨナはヨナで馬車の中で動揺。
「待ってます」と心配そうな顔をするハクが
とっても離れがたかった・・・・
でも忘れなきゃ
気を緩めちゃいけないんだから、と思う。
風の部族にハクからの手紙が届く。
テウは
「風牙の都のガキどもは
物心ついた時から
魂に刻まれてる言葉がある」
「どんなに天が凄かろうが
どんなに王が偉かろうが
俺らの天辺は唯一人
ハク様の言葉は絶対!」
と戦闘は止めることを決めます。
真国へ近づくテウにヘンデは
「近づいて大丈夫なの?」
と声をかける。
ハクからの手紙の二枚目に
「真国の人と仲良くやれ」と書いてあったという。
ヘンデは
「こっちは宴会をやってんだ
まだ戦始まってないし
お裾分け持ってきたよー」
と話しかけると
矢が飛んでくる。
「さて面白くなってきましたよ」
一方ヨナたちはとある場所へとやってきた。
そこで久々の人物との再会を果たす。
<感想>
ヨナとハクがさらりと進展して
読んでいてこっちも時が止まり、
混乱、びっくりでした。
ミンスの覚悟に
絶対に生きることはあきらめないで、と
心の底から願わずにはいられません。
久々の風の部族に、
さらに熱い絆のストーリーもあり、
やっぱり風の部族が好きだ!
風の部族に産まれたかった!
と思いました。
そして、シリアスと笑いのほどよいさじ加減に引き込まれました。
久々に会ったあの人、
たぶんご想像のしている人で合っています、
あの人です。
ほどよい笑いを届けてくれるあの人です(笑)
次号もヨナは掲載ですね。
楽しみです^^
次回のお話はこちら。