第148話 光よ消えないで
*ネタバレ・画像バレがあります。お気を付けください。
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前回のお話⇒第147話 畏怖
スウォンが国境に到着したことを知り、
動けない状態の自分を嘆くヨタカ。
テウはスウォンのもとへ行き、
真国の動きについて尋ねられ
内乱が起きているようだ、
と報告をする。
開戦派と反戦派の対立は
把握済みであったスウォン。
そこへ、真国へ向かおうとしていたヨタカが
捕らえられて連れてこられる。
スウォンを見て、
憎しみの言葉を紡ぐヨタカに
高華国兵士は斬りかかろうとする。
それを制止したのは
テウ。
怪我をしていたから
風の部族で保護をしていた、
軽率だったことは詫びるが
助けた以上この場で斬り捨てるのは
風の部族の仁義に外れる、と
告げる。
驚くヨタカ。
スウォンはヨタカを殺すつもりはないと言う。
真国とは戦ではなく、会談を開くことになっている、と
それはコウレンにも伝わっていると
スウォンは言い、
ヨタカにスウォンがここに到着したことを
真国側に伝えて欲しいと伝える。
自分を斬り捨てるのではなく
解放するというスウォンに驚くヨタカ。
ここでヨタカを斬る利点もない、
無駄なことはしたくない、と淡々と述べ、
真国の内乱に高華国は関与しない、
その結果、会談の席に着くのが
コウレンでなくとも構わない、
と加えて、
ヨタカを解放する。
崩れ落ちるヨタカを支え、
テウは真国まで送り届ける。
真国のナムセク将軍と合流し、
野次を飛ばされ少し元気になるヨタカを見て
帰ろうとするテウに
ヨタカは
「ありがとう」と声をかける。
傷の癒えないヨタカが
ナムセク将軍に言われて顔を上げると
そこにはしっかりと前を見据えて立つコウレンと
そのコウレンを守って闘っている
ミザリ、ヴォルド、アルギラの姿があった。
コウレンは生きていた、
くたばっている場合ではない、と奮起し、
ヨタカは立ち上がる。
コウレンの前へ行き、
スウォンが国境に到着したことを報告する。
そして、
コウレンがどんな決断をしても
コウレンに従う、と
改めて告げる。
それを聞いたコウレンは
剣を取る。
弓をヨナに返し、
礼を伝える。
迷っているのか?と聞くヨナに
憎しみがまだくすぶっている、
だがゴビにこの国は渡さない
と前を向く。
ヴォルドとアルギラには
タオを守り、決して奪われるな、と
ミザリとヨタカには
スウォンの元へ行く、
自分に続け!
と声を上げる。
止めに入る反戦派をやり込めながら進み、
ゴビと対峙するコウレン。
剣を振りかざしたコウレンの前に
怯えたゴビは女を突き出す。
思わず手を止めたコウレンの背中を
反戦派の刺客が斬りつける。
<感想>
真国編も佳境に入ってきましたね。
ただの敵対する国ではなく、
真国側のこともよく描かれているので
それぞれの正義がよく見えて、
それだけに切ないです。
特にコウレンは
幼いころから、ただ憎しみを糧に生きてきて
17年がここ数日で崩れていく様は・・・・
やるせないものを感じます。
争いにハッピーエンドはないのでしょうが
できることならば、
いつかの扉絵のように
穏やかに笑って過ごしている真国の人たちを見たいです。
テウはしっかりと冷静に
スウォンともやりとりをしていて
その中にもぶれない風の部族の「仁義」を持っていて
かっこいいなぁと思いました。
ハクの教育のおかげ・・・・
いや、ムンドク長老のおかげ・・・?
とにかく、風の部族は
ヴォルドが言うように憧れますね。
にしても
この争いの中も目を覚まさない四龍。
必死でヨナとユンも守っていました。
心配です・・・
またゆかいな腹ヘリたちの笑顔が見たいです・・!!
次回はおやすみ、
11月4日です。
巻頭カラー!楽しみです^^
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